カプチーノ セミレストア
今回のカプチーノのレストアは、主に下廻り中心のレストアになります。
外装はサイドシル以外には手をつけません。
早速下廻りの状況を見るために、アンダーコート類を剥がしていく作業です。
アンダーコートや塗料を剥がしていくと、メインフロアパンの繋ぎ目を中心に、錆が姿を現してきました。
センタートンネルに沿って、錆が後まで延びています。
サイドシルの前の部分です。
プレス部分が腐れている箇所が姿を現しました。
アップの画像です。
フロアマットを剥がし、フロアを覗いてみると。。。
ペダル下部から見える明かりのようなものは・・・何???
近づいてみると・・・明かりの正体は向こうの景色からの明かりでした;;
メインフロアパンが腐れて穴が開いている状態でした。
ちなみに、H22.8現在、カプチーノのメインフロアパンはメーカー欠品となっておりますので「交換」という選択枠は無く、「直す」しかありません。
当店では、スチールのあて板で切り貼りして穴を塞いでいきます。
助手席側のフロアの状況はそんなに酷くありませんでした。
当店に入庫してくるカプチーノの7~8割方の車両が、助手席の背中部分、バルクヘッド部分が腐れております。
残念ながらこの錆びや腐れの原因は当店でも把握出来ておりません。
リアのサイドメンバーに大きな腐れた穴があります。
左リアサイドメンバーにも穴が開いております。
さて、メインフロアパンの錆を、ボディ下面からと上面から、しっかりと錆落としを行っていきます。
その際、もちろんのことですがどんどんフロアは痩せていきます。
しかし、それでもしっかりと錆を落とさないと、せっかくのレストア作業後に、また錆が発生しやすくなる状況を防ぐため、ガッチリと錆を落としていきます。
サイドシル部品はまだメーカーに在庫があります(H22.8現在)
レストアの際は部品価格も大きくないので、当店では交換する事をオススメしております。
サイドシルを一度開ける事によって、内部の骨格の状況も確認出来ます。
錆が酷いサイドメンバー周辺も、しっかり錆を落とし、鉄板の切り貼りに備え、黒錆変換をさせておきます。
助手席の背中部分のバルクヘッドも、切り貼りしていきます。
箇所によってですが、あまりにも鉄板が薄い箇所は、メインフロアパンの内側と外側から鉄板をあてます。
今回一番錆の酷い箇所、運転席側メインフロアパンのペダル下部の部分をボディ底面から覗いたところです。
すっかり本体パネルが痩せた状態ですので、内側と外側から当て板を切り貼りし、その後は他の修正箇所と同じようにしっかりと黒錆変換をしておきます。
今回の塗装箇所は、下廻り、メインフロアパンキャビン側、両サイドシルとなります。
今回の施工では、下廻りに防錆塗装システムを施工しました。
防錆システム施工後の下廻りはこのようになります。
塗膜も厚いので、防音効果もあります。
キャビンの足元も、このようにきれいになりました。
切り貼りすることによって、剛性感も格段に上がります。
助手席の背中部分もこのようにキレイになりました。
サイドシルもキレイになりました。
キャビン、メインフロアパンも綺麗になりました。
サイドメンバーの大きな錆穴も、もちろん綺麗に!
この通り!!
部品の予算を抑えるため、今回はサイドシルは再使用でしたが、錆穴もシッカリと修復しました。
ケンオートのカプチーノボディ補強オススメパーツのひとつですが、ハーフウェイのサポートバーです。
これはなかなか優れものです。
どなたでも体感いただけると思います!!
細かいコダワリのひとつですが、ケンオートでは、入庫の際のタイヤ装着位置もマーキングしておき、納車時には同じ位置に装着するように心がけております。
じゃーん!!
出来上がりました!!
走行後の感想をオーナー様からいただきました。
「ルーフからのキシミ音がなくなった」
「フロント廻りの剛性感が出て、別の車になったような感覚」
「一生大切に乗りたい」
と、大変嬉しい感想をいただきました。
皆様の愛車へもいかがでしょうか?
もう一度、元気と美貌を吹き込んであげましょう!!
































